ミニマム・エッセイ

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正社員を辞めて人生が変わった!未婚アラサー女子のミニマルライフを発信するブログです。

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合言葉は「おかあさーーーーーーん!!」

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どうも。

独身アラサーのエセミニマリストです。

 

3月に退職が決まっています。

もうすぐ無職という肩書も加わります(・∀・)

 

 

退職することが決まってからは

頭痛と胃痛も大分落ち着いてきました。

 

少しホッとしているときに次の痛みがやってきました。

そう歯痛です。

 

 

これも全部、会社のせいやと責任を押し付けながら

退職までに歯は治しておこうと意を決して歯医者に向かいまいした。

 

突然の痛みだった為、予約はとれず

飛び込みでなんとか入れてもらいました。

 

しかし待ち時間も思ってよりも少なく

名前を呼ばれました。

 

 

 

 

久しぶりのこの感じ。

 

何を隠そう歯医者こえぇ。

好きな人はあんまりいませんよね。

 

来たことのある歯医者さん。

「どうされましたかぁ~」

と穏やかな声の先生。そういえばこんな声だったなぁ。

声の優しさとは裏腹に、巻き気味で施術の準備を進めてる。

あぁ。もうすぐヤラれるんだ私。

 

「右上の奥歯が痛く…て」

 

言い終わらないうちに器具を持って

私の口の中に風を送り出したり、器具でガチャガチャやりたい放題される。

 

またまた穏やかな声で

「痛くないですか~?」

 

と確認をしてくれる。

もう私はどこが痛いのかよくわからず

「あぁ…う~ん…」

と曖昧な返事をすると

また食い気味で説明が始まる。

 

「虫歯もあるし、親知らずが変な方向で生えてるから押してきてるのかもね」

「原因がわからないから一個ずつ攻めていきましょう。」

「今日は虫歯を削って型をとりましょう。」

 

これが言葉攻めってやつなのか?←違う

 

穏やかな声と説明のスピードが一致していないから

頭が混乱する。これも歯医者が苦手だから余計にそう感じるのか?

 

頭がボーっとするなか急に大事な選択を迫られる。

「とりあえず削ってみますか~それとも麻酔しますか~?」

 

だから、その穏やかな声で究極の選択を迫らないでくれ。

麻酔って注射のことでしょ。

刺すとき痛いよね。

でも、麻酔無しで削って痛かったからもうこの世の終わりみたいな痛みを感じることになる。

 

私はどちらを選ぶべきなんだ。

「どうします?」

あぁ。穏やかな声で『急げ』の催促きたーーーーー。

こんな状況で正常な判断できる人なんているのかな。

 

「麻酔お願いします。」

私は腹をくくった。

が賞賛の言葉も受け入れの言葉もなく

「はいじゃあ塗る麻酔からね~」

次の施術が秒速で行われた。

 

しばらく放置でじらされる。

顔に掛けられたタオルの中に暗闇が広がっている。

 

 

 

もうすぐ来るな。

 

きたーーーーーー!!!!!!

 

「はい。口開けて」

急にタメ口!!!!

からの合図無しで、もう注射してますやん!!

意外とヤル時は男らしいんだ。

 

麻酔を刺してからはまたまた放置プレイ。

 

と思ったら、助手の女性がやってきて

「麻酔が効くまでの間に下の歯の型をとりますね。」

だって。

 

 

優しい。

声も施術も柔らかい。

バランスとれてる。

 

幸せな時間はあっという間に過ぎ去り

あの男がやってきた。

穏やかな声という仮面をかぶった激しい男。

そうお前こそがロールキャベツ男子だ!!

 

そんな心の声も聞こえるわけもなく

恐怖の時間が始まった。

 

歯を削るあの音と振動に耐えなければならない。

 

ロールキャベツ男子からは何の説明もなく

助手の優しい女性から説明される。

「痛い時は左手をあげてくださいね。」

こくりと頷く私。

 

「削りますね」

きーーーーーーーーーん!!!

始まった。

 

 

優しい言葉が遠のいていく。

 

 

 

「おかあさーーーーーーーん!!!」

 

甲高い脳天を突き抜けていく音をかき消すかのように

私は心の中で叫ぶ。

 

ひと段落して次は

「もう一度いきますね」

 

 きゅいーーーーーーーーん!!!

 

 

さっきの音よりもキーの高い音が脳に響く。

 

 

 

「おかあさーーーーーーーん!!!」

 

やっぱり心の中で叫んでしまう。

しかも手はマリアに祈りを捧げるかのようにしっかりと組んでいる。

 

 

 

その次は

「ゴリゴリします」

 

がががががごごごごごっがごっがごっ!!

 

ここまでくればもうどうにでもなれ状態。

しかし、心の中では小さく短めに

「おかあさんっ!」

と唱えているのでした。

 

麻酔をしているから痛いわけもないんだけど

恐怖からか、くせなのか、

私は歯医者で削られるときには

「おかあさーーーーーん!!!」

と心の中で叫んでしまうのだ。

アラサーになった今でも。

 

他の場面でも「おかあさん」

と叫んでしまう時がある。

 

 

 

ジェットコースター

 

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頂上まで上り詰めて、落ちていく直前。

一瞬時が止まる空白がありますよね。

そこから一気に動き出す瞬間

 

「おかあさーーーーーーーん!!!」

と心の中で叫びます。

もはや、声が漏れてる可能性もあります。

 

 

飛行機の離陸

 

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飛行機ってどうも苦手なんですよね。

ゴロゴロと離陸準備で滑走路を走り始めた時はまだ大丈夫なんですが

急にものすごい音とともにやる気をあげてくでしょ。

 

最後はこの世のモノとは思えないような

耳障りな音を響かせて、体もギュインってなる時に

 

「おかあさーーーーーん!!!」

と心の中で叫びます。

 

しかし、飛行機はすぐには安心できません。

急にぐらぐらぁっ~て揺れるでしょ。

あの時には短めの「おかあさんっ!!」

を唱えています。

 

 

ドッチボールで顔面にボールが当たる瞬間

 

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これはかなり限定した場面ですね。

顔面に何かが当たることって大人になれば少なくなりますが

小学生の時は、かなりの恐怖でした。

ボールをよけようと下を向く瞬間に

「おかあさんっ!!」

と短めの方で叫んでました。

心の中で叫んでいたと信じたいですが、もしかしたら声になっていたかもしれません。

 

この前スーパーの帰りに小学生6年生くらいのお姉ちゃんと

小学校3年生くらいの弟が信号待ちをしているところに居合わせました。

 

どうやら二人は軽い小競り合いをしているようで

お姉ちゃんは余裕で、弟は姉をビビらせようといろんな言葉で攻めようとしているといった感じでした。

弟:「そんなんやったらな、もうおやつ分けてあげんからな~」

姉:「別にええけど」

 

姉は余裕です。

 

弟:「そんなんやったらな、ドッチボールで顔面ぶち当てたるからな~」

  「それでもええんかぁ~!!」

姉:「・・・・(無視)」

 

このやりとりを見て、小3にしては最強の脅し文句やなと思ったんですが

お姉ちゃんにはちっとも響かなかったようでした。

 

私が小3やったら、間違いなくこの小競り合い負けてたわ。

 

 

まとめ

 

まとめも何もって感じですね。

久々に歯医者に行ったら、やっぱり「おかあさん」って心の中で叫んでしまったので

アラサーになっても変わらないんだなと思ったということです。

私は他の場面でも、恐怖を感じると「おかあさん」と叫んでしまいがちなようです。

女性の「お母さん」よりも、力の強さなど合理的に考えれば男性の「お父さん」の方が助けてもらえそうなものなんですが、なぜか「おかあさん」と叫んでしまうのでしょうか。

助けを求めるという概念よりかは、祈るとかお守りみたいな要素が強いからかもしれません。

私の場合は「おかあさん」ですが、皆さんもこの場面ではこう叫んでしまうみたいなものがあったら教えてください。もしかしたら私はかなりのマザコンなのか!?

最後までお付き合いありがとうございました。

それではまた(^^♪

 


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